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時計屋のひとりごと 第3回
均時差とは?
太陽に対する地球の公転軌道は、実は円ではなく、
左図の実線のように不規則な楕円をしている。そのため
実際の1日の長さ(真太陽時)は、1年を通じて23時間
44分から24時間15分の間で変化している。しかし、
これでは、あまりにも不便なので、便宜上、地球の公転
軌道を真円と仮定した場合の1日の長さ(24時間)を
平均太陽時として設定しているのである。
均時差とは、この平均太陽時と真太陽時との差を分単位
で表したもので、最大で-16分(11月3日)から+14分
(2月12日)の差が生じている。両者が一致するのは
図の2つの線が交わる4月16日、6月14日、9月1日、
12月25日の年4回だけ。 この均時差の時計をブレゲが
1790年代頃にはすでに、懐中時計に搭載さいされていた。文字盤には+15分から-15分までの
目盛りを記した均時差表示が装備されている。 さすが ブレゲですね。
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時計屋のひとりごと 第2回
ブレゲの時代に革命暦が存在していた 1時間は100分?
グレゴリオ暦が世界の標準となるまでは、イラン暦や中国暦など
世界各地にさまざま暦法が存在していた。フランス革命時の
1791年に制定された革命暦(共和暦)もそのひとつ、
この革命暦は一ヶ月を30日として残りの5、6日を予備日とし、
一ヶ月は10日を1週間とする3週間で構成された。
また1日を10時間、1時間を100分とする10進法時まで
制定されたが、これはさすがにややこしく なったのか
2年後には廃止されている。なにしろ時計職人にとっては
やっかいな話で、あのブレゲも10進法時計を10個ほど製造
したらしい。革命暦の方は 1806年まで続いていたが
結局浸透せず姿をけしました。
約15年間というのは わたしたちの 感覚とは
ずいぶん違った 時間を過ごしたのでしょうね。
カテゴリー:時計屋のひとりごと
時計屋のひとりごと 第1回
ユリウス暦からグレゴリオ暦へ
現在、われわれが使用しているグレゴリオ暦のもとになったのは
いまから2000年以上前、紀元前45年前に制定されたユリウス暦
である。これはローマ帝国の独裁者ユリウス・カサエルが天文学者
に命じて作らせたもので彼の名前をとりユリウス暦と呼ばれた。
1年を365.25日として、現在の暦と同じく4年に1度閏年を設けること
で調整していた。しかし、実際の太陽年(地球が太陽の周りを一周
する時間)とは平均すると1年で11分ほどズレが生じることになる。
ユリウス暦は1000年以上も使われたため、しまいには無視できない
ほどの狂いが生じてきてしまった。
そこで1582年、ローマ法王グレゴリオ13世が復活際の日程を
正確にさせることを目的に改暦を実施した10日間を省略してそれまでの
ズレを調整し、1年を365.2425日で計算することを定めた。
こうして、現在のグレゴリオ暦が誕生したそうです。
グレゴリオ暦は400年に3回、閏年を省くことによって微調整
している。
ちなみに、なぜ2月だけが28日と少なく、閏月となってしまった
のだろうか? それはユリウス暦が定められた古代ローマでは
2月が1年の最後の月だったため、やむなく調整月にされて
しまったそうです。
そうすると 1年は(地球が太陽を1周する時間)
365日5時間49分12秒ってことですよね。
「そういえば 閏秒って聞いたことあるんですよね?」
2000年も前に、よくココまで、(ユリオス暦)わかっていたとは
感激ものです。
カテゴリー:時計屋のひとりごと
ball

「私たちは、過酷な条件にも耐える頑丈さや性能を備え、冒険に挑む人々に向けて設計された時計の製造に専念してきました。1891年以来、ボ-ルウオッチが目指してきた時計つくりや伝統も、まさにこれと一致します。私たちは、果敢に冒険に取り組み、自らの力で運命を切り開くような人々と一体になって活動する腕時計の開発を使命に掲げています。
ボール テクノロジー
自発光マイクロ・ガスライト
ボールの文字盤と針には発光力に定評のあるスイス製の自発光「マイクロ・ガスライト」が採用されています。
この自発光「マイクロ・ガスライト」は光に露して蓄光したり、電池も必要とせず10年以上にわたって四六時中発光し続け、その明るさは、従来の夜光塗料の70倍にも達します。
セーフティロック・クラウン システム
セーフティロック・クラウン システム( 特許番号132 700)は、「エンジニア・ハイドロカーボン」全モデルに採用されており、高い防水性を可能にしています。
リューズをねじ込みながら正確な位置まで戻してプロテクション・プレートを固定することで、機械式時計の弱点でもあるリューズを守りつつ防水性や耐衝撃性を向上させております。
耐磁性
「エンジニア・ハイドロカーボン」シリーズのムーブメントは、中蓋やリング状の中枠、そして文字盤から成る特別なインナーケースによってしっかりと包まれており、それらの素材は腐食にきわめて強いステンレススティールで作られています。
インナーケースの形状によって性質が強化され、磁場が内部のムーブメントに達するのを防ぎ、精度に及ぼす影響を遮断します。これにより「エンジニア・ハイドロカーボン」シリーズは国際的な基準値を大きく上回る12,000A/m の耐磁性を実現しています。
耐低温性
北極や南極などの極寒の地でも使用できる特殊な潤滑油を用いた「エンジニア・ハイドロカーボン」を開発しました。
スイス製の特殊な潤滑油が注油され、-40℃から+60℃までの気温変化に対応します。この耐低温性の実現により、「エンジニア・ハイドロカーボン」はボール エクスプローラーズ クラブのメンバーたちの確固たる信頼のパートナーに成りえたのです。
ムーブメント・オイルはムーブメントに組み込まれている多くの部品同士が、互いに接触することにより生じる摩擦を軽減させるための潤滑油として、機械式時計においてとても重要な役割を果たします。この潤滑油がないと部品をすり減らす結果となり、精度に悪影響を及ぼします。
耐衝撃性
「エンジニア・ハイドロカーボン」は、厳格なテストの結果、7500Gsという驚異的な衝撃に耐えることが実証されました。7,500Gsとは、時計が高さ1.5mから自由落下により木の床に落ちた時に受ける衝撃度に相当します。
ボールでは、振り子ハンマーの距離を1.5mに延長し(通常は1m)、二つの方向のみならず第三の方向として、構造上は比較的弱い3 時位置からも衝撃を加えます。
さらに「エンジニア・ハイドロカーボン」のコレクションに含まれる腕時計は、強い衝撃に耐えるべく厚さ4㎜ものサファイアクリスタルを用いています。
カテゴリー:BALL
ball
「私たちは、過酷な条件にも耐える頑丈さや性能を備え、冒険に挑む人々に向けて設計された時計の製造に専念してきました。1891年以来、ボ-ルウオッチが目指してきた時計つくりや伝統も、まさにこれと一致します。私たちは、果敢に冒険に取り組み、自らの力で運命を切り開くような人々と一体になって活動する腕時計の開発を使命に掲げ
ています。
ボール テクノロジー
自発光マイクロ・ガスライト
ボールの文字盤と針には発光力に定評のあるスイス製の自発光「マイクロ・ガスライト」が採用されています。
この自発光「マイクロ・ガスライト」は光に露して蓄光したり、電池も必要とせず10年以上にわたって四六時中発光し続け、その明るさは、従来の夜光塗料の70倍にも達します。
セーフティロック・クラウン システム
セーフティロック・クラウン システム( 特許番号132 700)は、「エンジニア・ハイドロカーボン」全モデルに採用されており、高い防水性を可能にしています。
リューズをねじ込みながら正確な位置まで戻してプロテクション・プレートを固定することで、機械式時計の弱点でもあるリューズを守りつつ防水性や耐衝撃性を向上させております。
耐磁性
「エンジニア・ハイドロカーボン」シリーズのムーブメントは、中蓋やリング状の中枠、そして文字盤から成る特別なインナーケースによってしっかりと包まれており、それらの素材は腐食にきわめて強いステンレススティールで作られています。
インナーケースの形状によって性質が強化され、磁場が内部のムーブメントに達するのを防ぎ、精度に及ぼす影響を遮断します。これにより「エンジニア・ハイドロカーボン」シリーズは国際的な基準値を大きく上回る12,000A/m の耐磁性を実現しています。
耐低温性
北極や南極などの極寒の地でも使用できる特殊な潤滑油を用いた「エンジニア・ハイドロカーボン」を開発しました。
スイス製の特殊な潤滑油が注油され、-40℃から+60℃までの気温変化に対応します。この耐低温性の実現により、「エンジニア・ハイドロカーボン」はボール エクスプローラーズ クラブのメンバーたちの確固たる信頼のパートナーに成りえたのです。
ムーブメント・オイルはムーブメントに組み込まれている多くの部品同士が、互いに接触することにより生じる摩擦を軽減させるための潤滑油として、機械式時計においてとても重要な役割を果たします。この潤滑油がないと部品をすり減らす結果となり、精度に悪影響を及ぼします。
耐衝撃性
「エンジニア・ハイドロカーボン」は、厳格なテストの結果、7500Gsという驚異的な衝撃に耐えることが実
証されました。7,500Gsとは、時計が高さ1.5mから自由落下により木の床に落ちた時に受ける衝撃度に相当します。
ボールでは、振り子ハンマーの距離を1.5mに延長し(通常は1m)、二つの方向のみならず第三の方向として、構造上は比較的弱い3 時位置からも衝撃を加えます。
さらに「エンジニア・ハイドロカーボン」のコレクションに含まれる腕時計は、強い衝撃に耐えるべく厚さ4㎜ものサファイアクリスタルを用いています。
カテゴリー:BALL
Spacemaster(スペースマスター)
エンジニア ハイドロカーボン スペースマスター
ブライアン・ビニーの乗った 「スペースシップワン」
1400ニュートンの力に耐える 特許取得済みバックル
最初に取り組んだのがバックルです。新しい時計とオーナーとの接点がまずバックルにあるからです。腕時計のオーナーは腕につけるために、少なくとも日に一度はバックルの開閉を行います。その回数は年間で平均730回、3年では2190回にも及びます。 ボール ウオッチが特許を取得したエクステンチョン付きの新しいバックルは極めて革新的です。快適な付け心地を追求するために考案されたバックルに向かって細くなるようにデザインされたブレスレッドは両側に22mm伸びるエクステンション・システムを備え、どんなウエアの上からつけてもフィットします。このエクステンション・システムは時計を腕につけたままワンタッチで簡単に開くことができます。バックルのメカニカル・ロック機能は1400ニュートンの力に耐え、時計の安全確保に役立ちます。細部までの厳密な製造工程から完璧なバックルが生まれます。強度や耐久性に極めて優れたこのバックルは化学組成が認定されるAIS316L/N1.4435の高品質ステンレススティールのブロックから作られています。製造はすべてNC旋盤を使い100分の1mm単位で精密に加工されるバックルの心地よい操作感と、開閉音をもたらします。バックルはまたISO3160-2/NIHS 96-50に基づくシンセティック・スエットによるテストをクリアし5000回に及ぶ開閉検査にも合格しています。
新しい「セーフティロック・クラウンシステム」により強度がさらに向上しました。
リューズの操作感をさらに高め、時計内部への衝撃をより防ぐために、その形状やサイズを改良することに成功しました。
新しいリューズはリューズガードの中に完全に格納され、その上にロック機能が置かれています。この「セーフティロック・クラウンシステム」も 以前ののものよりしっかりした構造に変わりました。溝をより深く刻んでグリップ感が改善されたリューズはグローブをはめたままでも操作しやすくなっています。
もっと光を!
ブライアンブニーは 地球を暗黒の宇宙から隔てるエレクトリックブルーのリボンに驚嘆しました。このエピソードからヒントを得て、夜光用のアイスブルーとイエローのマイクロガスライトのカラーを採用しました。また、直径を2mm大きくして視認性の向上を図った文字盤は、デザインにもゆとりが生まれました。
エンジニアハイドロカーボン スペースマスター
自動巻き(ETA2836-2)
スイスCOSC認定クロノメーター
時分針、日付、曜日表示
29個の夜光用マイクロガスライト
耐衝撃性(7500Gs)
耐磁性(12,000A/m)
333m防水
ステンレスケース
直径41.5mm
厚さ16.1mm
片方向回転ベゼル
反射防止処理済サファイアガラス
ねじ込み式リューズ
ステンレスブレス
*エクステンション・システムバックル
品番 DM2036A
価格 ¥308,000+税
カテゴリー:BALL, Spacemaster(スペースマスター)
top
NEDU
世界初、自動減圧バルブがリューズにビルトインされた 真のプロフェッショナルのためのダイバーズ・クロノグラフ
NEDU 2012 11月発売
656 生産終了モデル
ブライトリングの”腕に装備する計器”、クロノマット44 GMTはパフォーマンス、自らへの挑戦、卓越性を体現しています。極度の使用条件に耐えてその使命を遂行するために設計され、多くの特殊加工が施されています。自社開発・製造のキャリバー04を収めた耐久性に富むケースは500mの防水性能を実現し、プロフェッショナル・ダイバー・クロノグラフとしてのパfホーマンスをクリアしています。
Stokman Ionosphir600
ストークマンアイオノスフィア600 世界限定600本
2012年6月発売予定
自動巻きETA7750
時分秒針、日付、曜日表示
18個のマイクロガスライト
クロノグラフ機能(60秒、30分、12時間積算計)
耐衝撃性(5,000Gs)
100m防水
ステンレスケース
直径43mm、厚さ14.4mm
反射防止処理済みサファイアガラス風防
ねじ込み式リューズ
ステンレスブレスレッド
黒文字盤品番 CM1090C-S1J-BK
城文字盤品番 CM1090C-S1J-WH
世界限定600本
価格¥220,500(税込)
現在は工事中です。お見苦しい点はご容赦ください。
精工堂時計店 〒999-3709山形県東根市六田1丁目1-20
TEL0237(42)0478
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