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HUNLEY(ハンレー)

2015年07月27日(月) | コメントできません

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エンジニア ハイドロカーボン ハンレー
世界限定500本

超耐震から 導き出されたパワーリザ^ブ表示搭載の必然性

それが自動巻きの腕時計ならば、本来パワーリザーブ表示はそれほど必要とされない機能である。日常的に着用さすことで、主ゼンマイが定期的にチャージされるからだ。そればかりか、精度と耐久性を第一に考えるならば、パワーリザーブ表示そのものが必要悪ともなりかねない。理由は簡単でこの機能が香箱(主ゼンマイを収める時計のパワーバック)に直結しているからだ。加えてパワーリザーブ表示では 巻き上げ時に表示針を全巻方向に進めるための輪列と主ゼンマイが解けてゆく際に表示を残量を減らすための輪列が別系統となっていることも多い。さらに表示針が高速で動くわけではないので注油すらしないケースがほとんどだ。極端に言うならパワーリザーブ表示機能の破損や不具合は時計の止まりに直結するのである。メカニズムはシンプルであるべきという点では設計の大原則だ。

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しかしこうした問題を一気に解決できるなら パワーリザーブ表示の利便性は一気に輝きを増す。エンジニアハイドロカーボンに加わった新作「ハンレー」は パワーリザーブ表示を備えなければならない必然性と、十分な耐衝撃性を兼ね備える数少ないモデルのひとつ。そのポイントは、ボール独自の耐衝撃設計である「アモータイザー耐衝撃システム」にある。

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自動巻きムーブメントのローターをロックすることで、ベアリングの破損を防ぐアモータイザー耐衝撃システム。これはボールが多く採用するムーブメントが方巻き上げでありことを考えれば非常に有効なシステムだ。巻き上げ方向とは逆に”空転”している時間のほうが多い方巻き上げでは、空転時に横方向から過大な衝撃を受けた場合に、ローターベアリングにダメージを可能性を捨てきれない。このためムーブメント側面にエラストマー樹脂のインナーリングで覆って、横方向かの衝撃を吸収すると同時に、巻き上げ不要時には手動でローターの動きをロックするのである

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ロック方法はバックケースの回転ディスクを回すだけで極めて簡単だが手動である限り、ロックの解除を忘れるヒューマンエラーは起こり得る。ここで有用性が一気に高まってくるのがパワーリザーブ表示ちいうわけだ。先に述べたパワーリザーブ表示の脆弱性はアモータイザーで担保され、アモータイザーによって引き起こされるヒューマンエラーは、パワーリザーブ表示を備えるこで回避できる。両者が完全に補完関係となることで初めて”完成されたパワーリザーブ表示”が誕生したといえるのだ。

HUNLEY

自動巻き
ステンレススチールケース(直径42mm 厚さ17.30mm)
200m防水
隊衝撃性(7500GS)
隊磁性(4800A/m)
セラミックベゼル

価格 ¥399,600(税込)

世界限定500本

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