» ミナセ FIVE WINDOWS 青文字SSブレス

     FIVE WINDOWS 青文字盤SSブレス
(VM03-M03SB)

ミナセを製造する協和精工は切削工具メーカーとして1963年創業。リューズの穴あけ加工用に使用する「段付きドリル」製造をきっかけに時計事業に参入。秋田の湯沢市(旧皆瀬村)で長年かけてケースの鍛造、切削、研磨、組み立てとあらゆることを経験。自分たちの理想の時計を作りたいと思い、ブランド名を生産地名である「皆瀬」に、ルーツでもある「段付きドリル」をロゴマークに採用、自分たちの考える日本のモノづくりの精神をMINASEという時計に具現化しました。「ザラツ研磨」によるシャープなエッジとクリアに輝くコントラスト、職人の手仕事ならではの精緻なタッチ、いつまでも愛せる永続性、常に初心に立ち返り、先進性のある独創的な発想と技術を持った時計をこれからも追求していくのです。

ファイブウインドウズとはいわば時を閉じ込めたカプセルを身に付ける行為。ケースの構造により究極的なダイアルの立体感と量感を、大きく開けられた風防、裏蓋、そして側面に配された窓からご堪能いただけます。5枚のサファイアガラスを通る光が生み出す輝きと陰影が、角度、時間によって刻々とうつろう様は、他にない時計の美を生み出しています。

FIVE WINDOES

ケース:ステンレススチール
ムーブメント:KT7001(ETA2824 SW200ベース)デイト表示
防水性:日常生活防水5気圧
風防:サファイアガラス 裏蓋スケルトン(サファイアガラス)
ブレス:ステンレススチールブレス(MORE構造)

ケースサイズ:横38.0mmx縦46.5mmx総厚14mm(ガラスを含む)

型番 VM03-M03SB
価格  ¥561,000(税込み)本体¥510,000

 

裏蓋スケルトン(サファイアガラス)

MORE構造

永続的なアフターメンテナンスのために。

100年後も語り続けることのできる時計作りを目指す。私たちの目標はつまり、100年後も使える時計を作ることにほかなりません。この私たちの哲学を込めたのが、マスタークラフトシリーズの採用する「MORE構造(※)」です。これは、日本の伝統工芸である組木細工にヒントを得たもので、組木細工同様、すべての外装部品を分解できる構造となっています。それぞれの部品のみを交換できるので、末永く使うことができるほか、メンテナンスの負担も減らすことができるというものです。
例えばブレスレット。一般的な物は、コマを組み上げた後、左右からプレスで押して完成させます。ブレスレットは丈夫になりますが、ダメージを受けた場合でも、分解ができなくなります。対してマスタークラフトシリーズのブレスレットは、完全に分解が可能であり、傷んだ部分だけ修正をしたり、部品交換をしたりとアフターメンテナンス性に優れています。このMORE構造は、HiZシリーズの新作DIVIDO(ディヴァイド)のブレスレットにも採用されています。
一般的に考えると分解できるブレスレットは、使っているうちに遊びが大きくなる可能性があります。そのため、他社は分解できるブレスレットを採用したがりません。よほどの高級な時計でも、今や分解できるブレスレットはほとんどない、と考えていいでしょう。対して精密な加工と組み立てを得意としてきた私たちは、分解できるだけでなく、微妙な遊びと高い耐久性を備えたブレスレットに挑戦し、実現しました。精密な加工と優れた職人の技術があればこそ、の試みなのです。
※Minase Original Rebuilding Equation の頭文字を並べた造語。「独自の再生方式」を意味します。現在ミナセは、MORE構造で腕時計として1件(特許第4671327号)、時計バンドとして1件(特許第4674698号)の特許を取得しています。
ミナセはブレスレットのコマを職人がひとつひとつ手作業で削り出しています。ブレスレットのコマは、今やコンピュータで削り出すのが当たり前であるにも関わらず、あえて手作業で切削する理由は、コマの左右の遊びを2/100mmに留めるためです。コンピュータで切削すると、微妙な間隔の調整が難しいため、どうしてもブレスレットが「硬く」なってしまうのです。この厳密な精度管理によって、堅牢なマスタークラフトシリーズのブレスレットに、精緻なタッチを添えています。
コマを組み上げた後、 ネジでひとつひとつ留めていきます。一般的なネジ留めの場合、コマの左右にネジを通します。これはたしかに生産性は上がりますが、長年使用すると突然抜ける場合があります。そこでマスターシリーズのブレスレットは、コマの裏側から、ミナセオリジナルのネジで固定するという手法を選びました。コマの左右にネジが見えない事で、外観的にすっきりとしたデザインになっており、左右からではなくコマの裏側から支えることで、ネジが緩んでもブレスレットがバラバラになる心配はありません。またネジの固定に際しても、ひとつひとつのネジにネジ留め剤を塗って固定していきます。量産メーカーではまねのできない、時間を要する工程です。
ブレスレットの穴の遊びは5/100mm。比較的大きな遊びを持たせたのは、パイプとブレスレットのすれによる金属粉を出さないためです。しかしそのままだとブレスレットの遊びが過大になるので、左右のコマの間隔をできるだけ詰めて、耐久性を持たせています。

 

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