Tangomat(タンゴマット)
2012年05月24日(木) | コメントできません
Tangomat タンゴマット
nomosの特徴 3
ベルトはHORWEEN社製のシェル・コードバンのみを採用しています。農耕馬の臀部の皮のみを使用し、ベジタブルタンニンでなめします。油分が維持されるため、しなやかで防水性が高くなります。また独特の高級感のある光沢を放つのも特徴です。
タンジェントは直径約35mmに対してタンゴマットは約38mmと一回り大きくなっています。
厚みも タンジェントは約7mmに対してタンゴマットは約9mmと2mmほど厚くなっています。
正面からは 大きさ以外の違いは見られません。
タンジェントの最大の違いは オートマチックということです。写真には大きなローターが見えます。
オートマチックシステム
従来の手巻き式ムーブメントの上に自社製オートマチックモジュールを搭載。手巻き式に比べ、直系7.7mm、厚さで1.7mm大型化されましたが、薄くシンプルなデザインは顕在です。オートマチックシステムは両方向巻上げ式で、ムーブメントの自社生産比率は85%を超えています。NOMOSならではの”薄さ”の維持は オートマチックモジールを直径3/4プレート上に設置することにより可能としました。またモジュールの直径設置が機械のシンプル化を図り、故障や不具合の可能性を極力少なくなるようにも設計されています。
ETA社製ムーブメントで多く使用されているクラッチ式切り替え車を採用せず、僅かな動力でも左右に動いて回転を切り替えるスイッチングロッカー式を採用しています。大きく重いローターを採用することにより、巻き上げ効率を高めています。
スイッチングロッカー式の採用により、部品点数が少なくなり簡潔な設計が可能となりました。左右に首を振ってローターの回転を整流するため、当初、巻き上げ効率の低下が見込まれましたが、地板を延長し大きなローターを採用することにより、その問題が解決されるどころが大きく改善される結果となりました。24時間駆動するためのローターの回転による動力獲得は通常のオートマチックムーブメントが600~800回転であるのに対し、NOMOSのムーブメントは僅か480回転と非常に効率よく設定されています。
Tangomat(タンゴマット)
nomos ε(エプシロン)ムーブメント自動巻き
ステンレススチール316L
3気圧防水
パワーリザーブ約42時間
21600振動/毎時
18石
シェルコードバンベルト
品番TN1E1W2 価格¥340,000+税
カテゴリー:NOMOS, Tangomat(タンゴマット)
コメントはありません
コメントまたはトラックバックをお寄せください。
この記事に対するコメントは受け付けておりません。