"刺激的な現場”が生んだ日本限定モデル「103 マイスターブンド Ⅱ」ジンの社長、ローターシュミット氏は”現場”が好きだ。技術畑を歩んできた彼は1981年にIWCに取締役として入社したときも、製造や商品開発の現場で汗をかき 1994年、ジンの創始者ヘルムート・ジン氏により同社の経営を引き継いでからも現場魂を忘れずにひとりのエンジニアとして商品開発の先頭に立っている。「経験や生の声が技術革新や商品開発にとって非常に重要な情報なのです たとえば、ラリークロノというアイデアがあったとします。しかしラリーどういうモータースポーツかということは知識として知っていても、どうもピンとこない。ならば実際にラリーに参加しようとなるわけです。ドライバーとしての体験からそれまでには考え付かない素晴らしいアイデアがどんどん生まれてくるわけです。おかげでいまでは すっかりラリーにはまってしまいましたげどね」その結果誕生したのが今年のバーゼルで発表した「917」というわけです。ジンが今、どこの資本グループにも属さずに、その独自性を存分に発揮している源泉も、シュミット氏の現場感覚から生まれた数多くの技術革新によるところが大きい。たとえば注油不要のエスケープメント”ディアパル”も注油の煩わしさを知り抜いた彼の発想から誕生しました。その”刺激的な現場”を求める彼の精神は、技術や開発の分野だけではない。「1997年頃だったと思いますが、日本の販売店から要望がありまして、ジンを代表するパイロットクロノグラフ「103」をもっとコンパクトにして回転ベゼルのないスタイリッシュなモデルを作ってほしい、と言ってきたのです。販売店の人にとってパイロットクロノグラフ=回転ベゼルという既成概念などなかったのですね。こうして開発した「356」は、今ではすっかり人気の定番シリーズになっています。」この逸話をさらに一歩発展させたのが”マイスターブンド”だった2007年、シュミット氏はMEISTERBUND(マイスター連合)と名づけた日本の選び抜かれたジン正規販売店から製品開発における貴重な意見を聞き、それをもとに開発した日本限定モデル「マイスターブンド」を誕生させたのだ。その第2弾として「マイスターブンドⅡ」が発表された。もちろん左サイドリューズ&プッシュボタン、強化アクリルガラスのクラシカルなスタイルそしてレッドカラーの効いたハイセンスなデザインなど見事な調和を生み出しかなりの高感度のクロノグラフに仕上がっている まさに現場の勝利というわけだ。マイスターブンドⅡ自動巻きクロノグラフ(バルジュー7750)ディアパル搭載ステンレスケースベルト幅20mmカウレザー(レッドステッチ 特別仕様)28800振動/h強化アクリルガラスねじ込み式リューズ20気圧防水直径41.0mm厚さ15.5mm品番 103マイスターブンド2価格 ¥309,750(税込み)日本限定80本